DT125R 2014キャンプツーリング |
平成26年8月17日 もはや年中行事となっている会津方面へのキャンプツーリング。 今年はTT250Rレイドを駆るつーだ氏と同行する。スケジュールの関係で1泊2日の旅だ。 昨年のように、手始めに八溝山を目指すつもりでいたが、つーだ氏が痛恨の遅刻。 八溝山は帰路に通ることとし、白河から会津に入るルートを選択した。 |
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つーだ氏との合流後、一服するために寄ったコンビニにて。 レイドの装備はリアボックスと私が進呈したなつかしのコーリン謹製振り分けバッグ。私の装備は、昨年と変わらずリアボックスに風魔の振り分けバッグだ。曇り時々雨の予報だったが、とりあえず雨の降る気配はない。 気温は25℃程度で、走行中はやや肌寒く感じるほどだ。 モトクロスジャージ一枚のつーだ氏は、途中のワークマンで一枚買い足していた。 |
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遅刻のお詫びにと、益子町でラーメンをご馳走になったあと、白河を目指してさらに北上を続けた。那須烏山市内で駐車車両を避けた拍子に、出っ張っているマンホールのふたにフロントタイヤをぶつけてしまった。直後にフロントが振られはじめ、お寺横の歩道でパンク修理と相成った。パンクしたところは、過去に修理済みのパッチを張ってあった場所。穴ではなく5mmほどの長さで周方向に切れてしまっていた。 パッチを当てて修理を施し、空気漏れがないことを確認。 お寺の横ということで、法事帰りの善男善女(老人多し)の注目を浴びてしまった。 |
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白河に着いたところで、ガソリンを補給する。 集合場所のGSから175kmを走行して、4.46リットルの給油。 リッター39.23km。 キャンプ道具満載かつトライアルタイヤにしてはまずまずの燃費だ。 つーだ氏のレイドもリッター33kmと好調の模様だ。 ただ、ハイオクがリッター188円は驚きの価格だ。20円も高い。 白河から羽鳥湖をとおり黒沢林道へ向かう。いつものルートだ。 前日まで大雨が降っていたようなので、明神滝の水量は多い感じだった。 黒沢林道へ入り、宿営地の安藤峠を目指す。 |
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昨年に比べて、やや荒れた感じの黒沢林道を登っていく。 重いキャンプ道具でリア下がりになったDTは登りのカーブ立ち上がりでフロントが浮いてしまう。結果、アンダーステア気味となり思うようにペースを確保できない。 なかなか思い通りの走りができないうちに宿営地の安藤峠に着いた。 気温の低さのせいか、すでに峠の周辺は霧が立ちこみはじめている。 |
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宿営地は蚊がいっぱいだったので、持参のアースジェットを振りまいた。 忌避効果があるのか、虫が寄らなくなったので、テントの設営および夕飯の支度にかかった。わたしは愛用の土鍋でご飯を炊き、土鍋の余熱でレトルトパックを暖め、クリームシチュー丼をいただいた。つーだ氏は土鍋を緩衝材なしでリアボックスに入れていたため無残に砕けていた。 氏は仕方なく取っ手まで熱くなる鍋で炊飯しカレーを食した。 夜9時ごろに就寝したが、なかなか寝付けなかった。明け方は寒かった。 朝は7時に起床し、わたしはたらこスパゲティをいただき、つーだ氏は牛丼を食した。 画像は翌朝、朝食を作っているところ。 |
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朝食後、パッキングを済ませ黒川林道を下る。 湯川に至る手前で、工事につき迂回路を指示される。嫌な予感だ。 迂回を終え、一ノ渡戸四ッ屋林道に向かったが、案の定、途中で通行止めになっており、支線の黒森線を下る。 黒森線の出口にて、極厚銀マットの位置調整に余念がないつーだ氏。 銀面が光ってミラーに反射し、走行中に気になって仕方がないとのこと。 国道118号に出て、七ヶ岳林道に向かう。今日は暑い。 |
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国道118号を南下し、121号、289号とつなぎ、針生から七ヶ岳林道に入る。 ここは砂利が深く、フロントタイヤが取られやすいので、丁寧なライディングが要求される。 途中で伐採した木を満載したトラックとすれ違ったが、その巨大さにいささか驚いた。 昨年、購入した中華ナビはその低価格にもかかわらず、林道レベルまでナビゲートできる優れものだ。 今回もナビゲート及びログ取りに大活躍だった。 |
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七ヶ岳林道出口。 直前まで雨が降っていたようで、路面から湯気が立ち上っていた。 残念ではあるが、今日中に帰り着かねばばならないので、会津とはおさらば。 国道289号で甲子トンネルを通り、白河へと向かう。 甲子トンネルへの道は高速道路かと思うほどの車の流れ。 長い登りで一定の速度をキープするのは大変だ。 低めのギヤでパワーバンドに入れていれば造作ないことだが、燃費が悪化するのでなるべくパワーバンドに入れたくないのだ。そのためにパワーバンド以下でも走れるようにチューニングしたのだから。 |
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白河市内でラーメンの昼食をいただき、白河関の森公園から旗宿・金山林道を犬神湖にむけて走る。昨日走れなかった八溝山に行くためだ。 所々、崩落のあとや伐採のための工事現場を眺めつつひた走る。 路面は安定していてとても走りやすい道だ。 |
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犬神湖畔から那須道と呼ばれる県道を少し走り大森林道に入る。 八溝山への県道に繋がる林道だが、終点付近で伐採作業中のために通行不能になっていた。 林道なので林業の方の邪魔をしてはならないので、あっさりあきらめて、走ってきた道を戻る。 那須道を南下し、伊王野で国道294号に合流し帰路に着いた。 北関東道で帰るつーだ氏とは真岡で別れた。おつかれさまでした。 |
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つーだ氏と別れ、国道294号をひたすら南下。 利根川を渡り、あと10kmほどでゴールというところで、またもやフロントタイヤに異変が! 停止した場所が街灯のある交差点だったので、明かりの下でパンク修理に勤しむ。 前日に修理した場所が、さらに長く切れてしまい、パッチをはみ出してしまったのが原因だった。 大き目のパッチをあてがい、超速で修理を終える。このチューブはもう寿命だ。買い換えよう。 途中で”私もバイク乗りです”とおっしゃる方が、わざわざ車を停めてくれて手伝いを申し出てくださった。 世の中捨てたものではないと思ったが、お手伝いいただくほどのことでもないので丁重にお断りした。 |
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パンク修理を終え、策源地へ帰り着いた。 2日連続でパンクするという災難もあったが、転倒や重大事故もなく無事に帰りつくことができた。荷物満載時にリア下がりになってしまう点は、キャンプツーリングのときだけ、サスのリンクをノーマルに戻して車高を上げることで解決することにしよう。 白河で給油して、林道を走り帰着するまでの距離が430.5km。 12.2リットル給油して、こちらの燃費はリッター35.28kmだった。 総行程は605.5km。トータルの燃費は36.34km。 |
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