2stroke with powerband -It's always smokin' on the road.


maintenance14
バイク便ライダーと共同開発したシールド撥水剤 VISOR SCIENCE
平成25年4月17日
KR-1Sにもチェーンオイラーを装着した。
2年ほど前にも一時装着したのだが、コックの取り付け位置がよろしくなく外していた。
ガラクタ箱を整理していたら、原付用とおぼしき負圧コックが出てきたので、これならON-OFF操作が必要なく、エンジンがかかっていれば自動的にチェーンに注油がおこなえることから再設置することにした。
ガラクタ箱から出てきた負圧コック。多分、ヤマハの原付用だと思う。
メーカーは大洋技研。メインとリザーブの切り替えノブが無いタイプ。
開弁に必要な負圧は、キャブについている負圧取出し用ニップルを利用する。
KR-1Sは通常負圧コックを使用しているが、私はON-OFF-RESERVEタイプに交換しているのでニップルをふさいでいた。
DTはこのニップルに分離給油用オイルホースをつないでいたので、負圧は利用せず、チェーンオイラーには手動コックを利用している。ゆえにコックを閉め忘れることがよくある。
ホームセンターの塗装コーナーで購入した洗浄ビン100ml。
キャップにノズルが装着されているので、非常に使いやすい。
おしりの部分に穴を開けて、大気導入兼オイル補給用のホースを接続する。
別途にエア抜き穴をあけておき、オイル補給がスムーズになるようにしておく。オイル補給時以外は、こちらのエア抜き穴には栓をしておく。
オイルタンクを車体に装着したところ。
ねじ穴なんぞは存在しないので、サイドカバー内側のシートレールにタイラップで固定する。
オイルを注入してキャップ部分から漏れが無いかを確認しておく。
オイルタンクからホースを伸ばし、ガソリンタンク下のスペースに負圧コックを設置する。
負圧用ホースは左キャブのニップルに取り付け、負圧をもらう。
アウトレットホースは、ホースがつぶれないように取り回し、エアクリーナー横のわずかな隙間を通してスイングアーム方向へ伸ばす。
最初は、負圧ホースにシリンジ(注射器)をつけて、手動で負圧を発生させてホース内にオイルを満たし、エア抜きをする。
DTと同様に、ホースはチェーンカバー上に這わせる。
観賞魚店で購入したエアバルブにて流量の制限を行なう。
ただし、走行中の振動でネジが抜けてしまわないように、液体ガスケットで位置を固定してしまう。
夏と冬でオイルの粘度を変えて滴下量を調整する。
チェーンカバーの後ろのほうに穴を開け、ホースに繋いだプラスチックノズルを突き出して、チェーン上にオイルが垂れるようにした。
滴下間隔は約3分に1滴。
オイルは10W-30の4ストオイル。ギヤオイル用に購入した残りを使用する。冬場はこれにミシン油を混ぜ、粘度を下げて滴下間隔を調整する。
かかった費用は・・・・・・500円くらいか?
ホース、タンク、エアバルブが購入したもの。原付用の負圧コックなんて、中古でかなり安く買えるはず。新品でも3,000円くらいかな?
かなりお安く、便利な機能を手に入れることができると思う。