廃道紀行Vol.1 |
平成21年7月20日(海の日) つーだ氏のぎっくり腰が癒え、定例オフロード会の開催と相成った。 海を渡りはるばるやってくるつーだ氏のために精一杯のおもてなしをせねばならない。 |
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トイレでぎっくり腰になったというつーだ氏(画像左)。お尻はちゃんと拭けたのだろうか? 氏は昨年KMXをお星様にされてしまった気の毒なお方である。 いまだに体には後遺症が残っているという。日夜、賠償金の獲得闘争に明け暮れているらしい。 状況開始後に給油に入るGA氏(画像右)。燃費が良すぎると、いつ給油したか忘れてしまうらしい。 |
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いよいよダートに突入である。 賠償金を当てにして購入したジェベル250XCを駆るつーだ氏。氏は若かりし頃にモトクロスを嗜んでいたとのこと。 ウォッシュボードをガンガン飛んでいけたらしい。2連ジャンプも飛べたそうだ。 そんな氏も林道はとても緊張するらしい。氏曰く、「コースは怖くない、林道は怖い」。まったく性格の違うモノだそうだ。 |
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林道を抜け、目的の道へ。まだ余裕のある二人。 進入路は崩落してなくなっている。 新調したロープと滑車で崖下の道へバイクを下ろし、食事休憩。腹ごしらえをしたら出発である。 |
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いきなりやってくれるGA氏。 急斜面でのターンに失敗したお姿。 氏はしばしばこういう転倒をする。 ハンドルにつかまってしまい、足をばたつかせる。 結果として余計にバランスが崩れてしまうのだ。 身長もそこそこあり、足付き抜群のバイクでもこうなってしまう。 極低速域でのバランス感覚を養いましょう。 |
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エクストリームにえぐれたV字道。 低速走行に備え、わたしのDTはスイッチカバーをOPEN ! リニア式ファンを稼動させ強制冷却状態に入る。 いささか最低地上高の低いNX(画像上)は苦戦中。 逆落としに入るつーだ氏(画像左)。モトクロスコースだと飛んでしまえば済むところが、林道ではまじめに降りなくてはならず怖いらしい。 |
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ダウンヒルを終えて、イカした道へ進もうとしたらGA氏からピットストップの要請。 シフトペダルがあられもない姿になってしまったので修復作業である。 車体からペダルを外し、キャリアで支え、メガネレンチをペダルに掛けて強制修復。 |
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GA氏転倒ギャラリー。 左上はレールを踏み外し、横倒しの図。 起こしきれず、下まで引きずり落として再起。 そして、クライマックス! 左のバンクコーナーで転倒。沢までゴロゴロ落ちていきました。 壁にバイクを押し付けて走るようにしないとこうなります。 ロープと滑車で引っ張りあげました。 |
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今まで無難にこなしてきたつーだ氏。 土管にリアタイヤを跳ね上げられ、右に転倒。 ビッグタンクのジェベルは重そう。 このあと、私に試練が・・・。 平場のヤブのなかで足を付こうとしたら地面がなく転倒。 停止状態なのに、いきなり視界から消えたらしい。 復起後、橋の落ちた川を渡渉し、崩落現場へ向かった。 道を覆う草を刈り、準備したにもかかわらず、急斜面で押しが入る。 100m走のような無酸素運動を続け、疲労困憊で写真を撮る余裕がなかった。 |
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一般道へ抜け、ジュースの自動販売機のあるところで一服。 満足そうなつーだ氏。 海を渡ってきた甲斐があったそうです。よかった。 もう一本走るかどうかと問うと、酸欠で死ぬ恐れがあるのでご辞退されました。このあと、近所にあった駐車場のベンチでゆっくり休み、策源地まで帰った。氏の同僚が最近オフロードバイクを買ったそうなので、是非連れてくるようにとお願いしておきました。(被写体として) |