2stroke with powerband -It's always smokin' on the road


DT125R再生記その2
バイク便ライダーと共同開発したシールド撥水剤 VISOR SCIENCE
平成18年9月9日 重陽の節句
メインスイッチの入れ替えとブレーキオーバーホール
オークションでパーツを調達。
全てDT200R(3ET)用だ。
DT125R(3FW)ほぼ共通の部品が使われているので便利だ。
とりあえず、左ハンドルスイッチ、メーターアッシー、メインキー、リヤブレーキスイッチを手に入れた。
200用なのでスピードメーターは速度警告灯付きである。
メインスイッチの入れ替え。
車体からキーボックスを外し、入手したメインキーから部分を移植する。
ハンドルロック部分はトルクスボルトで止まっているので外せないが、その上は外せるようになっているので便利。
スイッチ部分だけを入れ替えたので、キーを換えずに済んだ。
さて、次はリヤブレーキキャリパーのピストン交換である。
キャリパーのシール溝にあるカスを細いマイナスドライバなどでコリコリと削り落とす。
あらかた削り終わったら、パーツクリーナーで流し、エアガンを使ってカスを吹き飛ばす。
シールキットに付属していたグリスを塗って、ピストンシール、ダストシールの順ではめ込んでいく。
シールをはめ込んだら、ピストンをシリンダに納める。はめ込むときにピストンが傾いているとスムーズにはまらない。
軽くスッと入る位置が必ずあるので、力任せに作業をしてはいけない。
リヤが終わったら、フロントキャリパーの番。
フロントのピストンは換えずにシールだけの交換。リヤと同様の手順で作業を進めていく。
フロントキャリパーはダストシールではなくダストブーツになっているので、ピストンシールをはめたらピストンを半分くらい入れておく。全部押し込んじゃうとピストンを出さなきゃいえなくなるので注意が必要だ。
ジャバラ状のダストブーツをシリンダとピストンの溝にはめ込み、Cリングで抜け止めをする。マニュアルにダストブーツの向きが書いてなかったので、試行錯誤しながらなんとかはめ込んだ。Cリングをはめるのにエライ苦労した。
シールの交換をしている間に、パッドピンやキャリパーのボルトをサンポールでリフレッシュ。サンポール漬けから解放したら、マジックリンで中和し、ブレーキグリスを薄く塗っておくことでサビの再発を防ぐ。
メンテナンス性のよいDTのキャリパー。
キャリパーのホルダーを外すことなく、ボルトを1本抜いてスイングさせるとホルダにパッドが残った状態で現れる。
パッドはガラクタ箱にあった、新品のフェロードを使用。多分DTを貰ったときについでに貰ったものと思われる。
ホースをつなぎ、フルードを入れてエア抜きして終了。シングルなので10分くらいでエア抜きも完了。
リヤ側も同様の機構。
パッドは着いてたまんまのもの。デイトナの赤パッドと思われる。
表面がツルツルになっていたので、40番のサンドペーパーで荒らしておいた。
しかし、スポークがサビサビだな。しかし、スポークをやる前にエンジンを掛けなければイカン。